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ウォーターフォールからアジャイル・スクラムに変更して得られた3つのメリット

SCRUM BOOT CANP

こんにちは、ニューズ・ラインで新米スクラムマスターをやらせてもらっている小川です。

開発チームの課題を解消すべくスクラムを導入して半年が立ちました。
まだまだ道半ばですが、スクラム手法によって得られたメリットがあったため紹介したいと思います。

それまでは、ウォーターフォール開発を行っているチームでしたが、自社メディアWebサイトを多く開発・改修するチームとして、変化の激しい時代に対応しきれない懸念があり、アジャイル開発を取り入れることとなりました。

アジャイル開発を行うにあたり「スクラム」「XP」「ユーザー機能駆動開発」などの手法がありますが、属人化している課題もあったためチームワークを重視した仕組みのスクラムを選択しました。
文献が多いというのも選択した理由の一つでした。

スクラム手法の詳しい説明は今回は行いませんが、事例と共に今後紹介できればと思っているので、お楽しみにしてください。

スクラム導入で得られたメリット

我々チームの中で得られたメリットはいつくかありますが、ここでは3つ紹介したいと思います。

テレワーク、リモートワーク体制に強くなる

コロナ禍に伴い弊社でもテレワークが導入されました。

スクラムを導入して1か月も経たないうちにテレワーク体制となった訳ですが、スクラムではチームで行うイベントがいくつも用意されています。

例えば、デイリースクラムという朝会があります。ここでは「進捗共有」「困っていることの共有と解決相談」を毎朝行います。この手法のおかげで物理的に離れていても毎日画面越しに顔を合わせます。

事前に計画をしっかり行うこともあり、チームで今何が起こっているのかわからないといった状態はほぼなくなりました。

振り返りも重要視しているため、リモート環境で発生した問題も早期に解決することができました。

これらによってテレワークによるチームのパフォーマンス低下は見られていません。

意見交換が行われる習慣がつく

属人化が進んだチームでしたので、他のメンバーが行っていることに意見が言いにくい状態だったと思います。

前述の通りスクラムのイベントが用意されています。

イベントごとに「計画」「進捗・情報共有」「評価」「課題解決」と言ったように話し合う内容が違うため、それぞれの議題対して各自が発言することになります。どの議題に対しても発言できるようになりますし、話合うことが当たり前の日常になることで意見が出やすくなりました。

個人の負荷も軽減でき、チーム力が上がる

全ての業務はチームの責任のもとで行うマインドになります。そのため、問題の発生やミスなどもチームの責任としてとらえ個人が攻められることはありません。すると隠し事が減りスクラムで重要とされている透明性が保たれます。

透明性は、後に災いを及ぼす火種を早い段階で発見できるだけでなく、ミスはチーム課題であると捉え再発対策に積極的になり、チームとして良い方向に向かっていることを実感しています。

そもそも隠し事をすると後ろめたさなどから精神的によくないので、隠し事の無い状態は個人としても良い点だと思います。

最後に

今回、スクラムを導入することで得られたチームへのメリットを一部を紹介しましたが、導入したチームによって、そのチームならではのメリットがあると思います。

スクラムは前提としてアジャイルの思想をチーム内で合意した上で取り組むことが大前提になりますし、導入後すぐにメリットをもたらしてくれるかは分かりません。

我々のチームもまだまだ課題があり日々改善の繰り返しです。
ただ、改善を繰り返していくこと自体にも価値があるようにも感じられますので、デメリットと捉えてはいません。

ご興味がありましたら、是非導入を検討してみてください。
書籍や無料セミナー、ウェブ上のコミュニティなども多くあります。

仲間を募集しています。

ニューズ・ラインの開発チームでは、アジャイル・スクラムで価値のあるプロダクトを開発したいエンジニアを募集しています。

少しでも興味があれば、お気軽にご連絡ください。