新潟県最大級のポータイルサイトを情報技術を駆使して盛り上げたい方を募集しています。

時代が求める不確実性の解消とエンジニアリングの本質

時代が求める不確実性の解消とエンジニアリングの本質

不確実性の高い時代の生き方

新型コロナウィルスの感染拡大によって社会の急速なデジタル化が進むとともに一年後、いや一ヶ月後さえも読めない時代になりました。

わからない未来を嘆いていても何も変わらない以上、不確実性と向き合い目の前の課題を一つずつ解消していく時にぜひ読んで欲しいのが広木大地さんの著書「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」です。

2018年2月に出版され、ITエンジニア本大賞2019 技術書部門大賞し、エンジニア向けの本でありながら「ブクログ」の第6回ブクログ大賞のビジネス部門で大賞も受賞しています。

ブクログ大賞のビジネス部門には、西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」や佐藤雅彦さんの「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」がエントリーされていたことからもエンジニアはもちろん、エンジニア以外の方にとっても学びのある本だということを表しています。

エンジニアが力が求められる時代

「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」では、エンジニアリングの本質を不確実性を減らす行為と定義しています。

エンジニアリングで重要なのは「どうしたら効率よく不確実性を減らしていけるのか」という考え方なのです。

「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」

デジタル化の推進により多くの企業でプログラムを書くためにエンジニアが求められていますが、エンジニアが活躍する対象はプログラミングだけというわけではなく、不確実性が存在するあらゆる場面がその対象になります。

エンジニアが不確実性を解消することを得意とする理由は、その仕事内容に由来すると考えます。

エンジニアがプログラムを書く場合、何をどのような順番で書けば動くプログラミングができるかを常に考えています。

日々プログラミングを続けた結果、エンジニアであれば程度の違いはあれど誰でも不確実性を解消させる能力が自然と身についています。

もちろん非エンジニアの方でも同等のもしくはそれ以上の不確実性解消の能力を身につけている方はたくさんいると思いますが、エンジニアで不確実性を減らすことができない人はその仕事の性質から存在できません。

日々のプログラミングで不確実性を解消しているエンジニアの皆さんが、さらなるレベルアップを目指すときにその方法を体系立てて学べるのが「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」です。

「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」では、「未来」と「他人」という2つの不確実性の発生源から逃れることができない以上、この2つの不確実性に向き合って、それらを少しでも減らしていくことが、唯一物事を「実現」させる手段だと伝えています。

「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」目次

Chapter 1 思考のリファクタリング

1-1 すべてのバグは,思考の中にある
1-2 不確実性とエンジニアリング
1-3 情報を生み出す考え方
1-4 論理的思考の盲点
1-5 経験主義と仮説思考
1-6 全体論とシステム思考
1-7 人間の不完全さを受け入れる

Chapter 2 メンタリングの技術

2-1 メンタリングで相手の思考をリファクタリング
2-2 傾聴・可視化・リフレーミング
2-3 心理的安全性の作り方
2-4 内心でなく行動に注目する

Chapter 3 アジャイルなチームの原理

3-1 アジャイルはチームをメンタリングする技術
3-2 アジャイルの歴史
3-3 アジャイルをめぐる誤解
3-4 アジャイルの格率

Chapter 4 学習するチームと不確実性マネジメント

4-1 いかにして不確実性を管理するか
4-2 スケジュール予測と不確実性
4-3 要求の作り方とマーケット不安
4-4 スクラムと不安に向き合う振り返り

Chapter 5 技術組織の力学とアーキテクチャ

5-1 何が技術組織の“生産性”を下げるのか
5-2 権限委譲とアカウンタビリティ
5-3 技術的負債の正体
5-4 取引コストと技術組織
5-5 目標管理と透明性
5-6 組織設計とアーキテクチャ

不確実性を一緒に解消しませんか?

弊社(株式会社ニューズ・ライン)は、中古車のポータルサイトくるまる(リクルートでいうカーセンサー)、結婚式のポータルサイトこまちウエディング(リクルートでいうゼクシィ)、住宅のポータルサイトハウジングこまち(リクルートでいうスーモ)、女性のための転職エージェント新潟転職Komachi Woman Biz、新潟のまち情報を扱うKomachi Webなど、新潟で一番多くのWebサービスを提供する会社です。

これだけ多くのWebサービスを運営できるのは、月刊こまちをはじめとする各種雑誌の発刊を通じて多くのクライアント様、読者の方々と培ってきた信頼関係にあると考えています。

まだまだ、新潟の生活者が抱える課題を解消したいと考えているのですが、課題を解消するために必要なエンジニアの人数が足りていません。

メインの開発言語にPHPを採用(利用フレームワークはLaravel)し、2020年1月から開発プロセスをScrum(スクラム)に移行しています。

また、サーバーは自社運用(オンプレミス)とクラウドのハイブリットでエンジニアにとってチャレンジしがいのある環境が揃っています。

Scrum(スクラム)はまだまだ問題も多く日々改善を繰り返している段階であり、AIへの取り組みも始まったばかりです。

自らの経験を活かして新潟をより良くしたいエンジニアも様々なチャレンジを通じて自己成長したいエンジニアのどちらも大歓迎です。

すでに運営しているWebサービス、新たに企画したWebサービスを通じて新潟の生活を便利に、そして楽しくしてくれるエンジニアの方は、Indeedからの応募をお待ちしております。

会社訪問してみたい、少しだけ話を聞いてみたいという方も大歓迎です!